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“そこからの暮らしの仕事がしたい” その1

2005.05.22 (Sun) / 過去のブログ

「暮らしを楽しむ」ということをコンセプトとして、リフォームの仕事をやってきて、私の中で熟成してきた思いというのが“そこからの暮らしの仕事がしたい”ということなのです。

“そこからの”の意味は、我々の仕事はお客様から依頼を頂き、プランをして、工事をして、完成・引き渡して、それで一応は仕事が終わりますが、お客様は、“そこから”新しい暮らしの始まります。

工事が終わって、「キレイになって嬉しい!」「よくやってくれてありがとう」等と喜んでもらうと本当に嬉しいものです。「やってて良かったなぁ」と素直にそう思います。

「だけど、ちょっと待てよ…」、最初に「暮らしを楽しみましょう」と言っておいて、これからそれが始まる時に、達成感で満足してていいのかな?という疑問がわいてくるのです。


「アフターサービス万全」、「長いお付き合い」などとよく言いますが、それは保守・点検の事であり、または次の受注を獲得する為の半営業活動でもあります。ビジネス書には平然と“受注獲得”のためのノウハウとして書かれています。

建築でよく使われる「便利」「快適」「安全」等という、モノと人との関係で捉えることと違い、「暮らしを楽しむ」というのは、“人の心の持ちようの問題”で、お客様自身の問題だから、建築する者の責任でも、関わる問題でもない。と人から言われたことがあります。

「楽しむ」とは人の心の持ちようの問題であるというのは、私もそう思います。

家や家庭という中では、家族のコミニュケーションが最も大切で、それがうまくいっていれば、基本的に“暮らしを楽しむ”ことはできると思います。

良好なコミニュケーションを保とうとすれば、人は自分が気持ちにゆとりを持てて、お互いのことを認めあわなければうまくいきません。人生いろんな事がありますし、家庭だけでなく、社会とも関わっているので、いつもいつもおだやかな気持ちでいられるわけではありません。

ですけど人にとって、家というものは生活の基本であり、そこへ帰れば安堵できる場所です。旅行へ行ってどんなに楽しかっても、とりあえず家に帰ったらホッとしますよね。

日本人はこれまで、家を「財産」として見る意識が強く、一方で車を“楽しむ為の空間”と捉えてきたように思えます。

365日24時間少なくてもその1/3は過ごす空間である家を、財産としての価値しか見出せず、たまの休日にしか乗らない車が大切な空間で、数百万円の高級車をローンで買って、維持費も年間数十万円払って… 洗車は欠かずいつもピカピカ。

でも、最近は既製の価値観(?)にとらわれず、車なんて金食い虫で、単なる移動手段。家も昔みたいに財産的価値を求めても、持てば価値が上がる時代じゃない。

それより、「もっと毎日の、日常の暮らしを大切にしたい。お金を使うならそこにかけたい。」という考えの方も増えてきています。リフォームが一時ブームになった背景もそこにあります。

それぞれの価値観や好みはあるでしょうが、毎日の暮らし・家・家族という基本をやはり大切にしたいと思います。

話しがはそれましたが、これまで書いてきたのは、生活(人生)の基本となる場所が「家」であり「家族」。そしてその暮らしを楽しむために大切にしなければならないのが、家族とのコミニュケーション。そして常に良好なコミニュケーションを保つためには自分の気持ちにゆとりを持つことと、お互いのことを認めあうことが大切だということでした。

その中で、「気持ちにゆとりを持つ」ことに、建築・空間づくりというものが非常に大きく関わっていると私は思っています。


長くなるので、続きは次回に。


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